施工例 和歌山県田辺市 H様邸

各社の見学会や勉強会に熱心に参加され、当社に決めていただいたH様。20代のお若い旦那様ですがご自身でしっかり勉強されており、「良い家」の基準をお持ちでした。

実はこのお家は、敷地に対してあえて斜めに建てています。こうすることでより建物がきれいな方位に向けられるため、私からこの配置計画を提案しました。建物がきれいな方位に向くほど、冬場の日射取得の面でも夏場の日射遮蔽の面でも有利になり、つまりは快適で低燃費なお家になります。軒の出も無駄に深くする必要がなくなるため、若干のコストダウンにもつながります。どの方位に向いていようとも毎回同じ外観デザインを採用される住宅会社もありますが、当社では方位によって外観デザインにも向き不向きがあると考えているため、その敷地状況やご要望に応じてもっともベストだと思うものをご提案しています。また、この敷地には紀南の山々を見渡すことができる素晴らしい借景があったので、トイレ・水まわり以外のすべての窓に透明ガラスを採用し、視覚的な解放感があるお家にすることができました。「設計」とは単に「間取りを描く」ことではなく、こういった敷地や周囲の状況を読み解いて図面に落とし込むことであると私は考えています。

性能面においても抜かりはなく、各階1台のエアコンでほぼ全館が空調できる性能を目指しました。なお今回も耐震等級は最高等級である3で設計しておりますが、H様の利用される地震保険に耐震等級3の割引適用がなかったため、あえて構造認定は取得しておりません。このため表記的には「耐震等級3相当」となってしまうのですが、耐力壁を1.5倍に増やしただけの「よくある耐震等級3相当」とはまったく意味が違います。

(コメント: 営業/設計担当 鈴木 基悦)

 


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