A:どの業界にも悪徳業者がいるように、残念ながら建築業界にも悪徳業者は存在します。
悪徳業者の見分け方をご紹介します。次のうち、1つでも当てはまれば悪徳業者かもしれませんよ。
パターン1 金額を見て渋ると大幅な値引きをしてくる・・・・
提示された価格が予算を大幅にオーバーしていて渋ると、数百万単位で値引きを提示してくる業者は要注意です。優良業者であれば最初からお客様に提示する価格は品質を維持できる最小限の価格のはずだからです。
容易く大幅な値引きができるということは家づくりに信念がない証拠です。
パターン2 総費用をまったく言ってくれない・・・・
坪単価や建物本体価格の話しかしない業者は要注意です。中には坪単価や建物本体(要するに箱のみ)を安く見せておいて、契約を交わしたとたんに追加工事や意味不明な諸経費などで「これは必ず必要になります」などと言って金額を釣り上げてくる業者もいます。
良い業者は契約前にその他にかかる諸費用など、総費用の話もしてくれます。
悪い業者は契約後にしか総費用の話をしません。
パターン3 やけに契約をせかしてくる・・・・
これが悪い業者の典型例です。「とりあえず仮契約を」「本体工事だけ先に契約しましょう」などと言って契約をせかしてくる業者は大いに注意する必要があります。
法律上、「仮契約」などという概念は存在しません。
仮契約は契約と同じ意味です。
本体工事のみの契約も、それをしてしまえばその他の契約も必然的に結ばされることになります。
一度契約してしまうと基本的に破棄はできません。
そして契約してしまえば相手の言う金額に従うしかありません。
必ずご自分で納得してから契約する必要があります。