エスケイハウジングではすべてのお家で気密測定を行っております。
先日も、白浜町で建築中の現場にて気密性(C値)の定期測定を行いました。
結果は 気密C値=0.15 でした。今回も安定の超高気密が確保できております。
今回のお家のお施主様は性能に対する意識も高く、熱心に各社を比較した上で当社をお選びいただいた方なので、こうして数値できちんと期待に応えられて嬉しく思います。
つい先日、断熱等級5.6.7の新制度制定が決定しました。断熱等級5がいわゆるZEH基準(UA値0.60以下)、断熱等級6がHEAT20 G2基準(UA値0.46以下)、断熱等級7がパッシブハウス基準(UA値0.26以下)となります。これによって「ZEH基準クリア程度ではもはや高断熱とは呼べない」という1つの基準が暗に示されたとも言えます。
これからお家づくりを検討されている方々には、宣伝広告に「高気密・高断熱」や「超高性能」などと謳いながらUA値/C値といった数値的な根拠を一切示していない住宅会社がほとんどであることに疑問を感じていただきたいと思います。例えばクルマ業界において「クラスNo,1の低燃費エコカー!! でも具体的な燃費は言えません!!」などと謳っているメーカーがあるでしょうか。
性能を語るのであれば
- 高性能窓(樹脂窓)を採用しているか
- 気密測定を行ない、C値は0.5以下を安定的に出せているか
- 断熱性能は少なくともHEAT20基準(UA値0.56以下)を確保しているか
数値がすべてではないことは何度もお伝えしておりますが、「完成してから検討」ができないものである以上、まずは数値を参考にするしかありません。上記の新断熱等級制定に伴い、これからのお家づくりにおいて数値的な根拠を示すことはお客様への1つの安心材料であると当社では考えています。
そして最終的には必ず見学会に参加し、体感してご判断いただくことを強くオススメします。
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紀南地方でもっとも古くから高気密高断熱住宅を手掛けてきた弊社の強みは、このように高水準な数値を安定的に出すことができる点です。
気密数値を語る場合、この「安定したクオリティ」が非常に重要なポイントとなります。1邸1邸の数値が安定しないようでは、お客様によっては「ハズレ」を引く可能性があるためです。
なお、数値性能だけが良くても「=体感性能も良い」という訳ではありませんので注意が必要です。数値性能と体感性能が比例していない建物はたくさん存在します。
むしろ数値性能は参考までと考え、実際に寒い日・暑い日の見学会に参加して「しっかり性能を体感できる」ことが大切です。
今後もまた報告をアップしていきたいと思います。