気密測定 定期報告。12(雑談あり)

エスケイハウジングでは、建築させていただくすべてのお家で気密測定を行っております。

先日も、上富田町で建築中の現場にて気密性(C値)の測定を行いました。

 

結果は 気密C値=0.12 でした。今回も安定の超高気密が確保できております。

今現在、材料難によって発泡ウレタンの質が非常に下がっていると聞きます。特に世間一般で圧倒的に採用されている某有名メーカーの100倍発泡ウレタンは現在、120~130倍発泡のものに置き換えられ、吹付厚を増して壁内いっぱいまで吹付け、表面をすべてスキンカットしてようやく従来通りの性能(UA値0.60~0.56程度)を出しているとのことです。

これは、非常に危険です。メーカーは「温暖地においては内部結露のリスクはない」と説明しているそうですが、その際の計算値は現実の環境よりもかなり甘い想定であることが多く、実際の状況においてはおおいに内部結露のリスクがあるように思われます。何より120~130倍発泡ではスカスカすぎて細かい隙間に充填されにくく(=断熱・気密が確保されない)、また経年劣化も早いことは明白です。

断熱材は後で替えがききません。当社では確実な品質を担保するため、「日本ウレタン工業協会」に加盟したメーカーの30倍発泡ウレタンを採用しております。30倍発泡ウレタンは 1.断熱性能 2.透湿性 3.引っ張り強度 4.密着性 すべてにおいて100倍発泡ウレタンとは異なります。また以前、「発泡ウレタンを採用した際に青い汁が壁から出てくる事件(通称「青い汁事件」)」を起こしたのは、ことごとく日本ウレタン工業協会に未加入のメーカーのものです。「他メーカーよりも安いのに何故か性能値が良い」、まさに「うまい話には裏がある」ということです。

——————————————————————————————————————–

紀南地方でもっとも古くから高気密高断熱住宅を手掛けてきた弊社の強みは、このように高水準な数値を安定的に出すことができる点です。

気密数値を語る場合、この「安定したクオリティ」が非常に重要なポイントとなります。1邸1邸の数値が安定しないようでは、お客様によっては「ハズレ」を引く可能性があるためです。

なお、数値性能だけが良くても「=体感性能も良い」という訳ではありませんので注意が必要です。数値性能と体感性能が比例していない建物はたくさん存在します。

むしろ数値性能は参考までと考え、実際に寒い日・暑い日の見学会に参加して「しっかり性能を体感できる」ことが大切です。

今後もまた報告をアップしていきたいと思います。

 

 


お問い合わせ