エスケイハウジングでは、建築させていただくすべてのお家で気密測定を行っております。
先日も、みなべ町で建築中の現場にて気密性(C値)の測定を行いました。
結果は 気密C値=0.18 でした。今回も安定の超高気密が確保できております。
近頃は断熱性能(UA値)をアピールする住宅会社が増えてきました。今やZEH基準(UA値0.60以下=断熱等級5)程度では「高断熱」を語れない時代になりました。むしろ注文住宅ならそのくらいは最低限クリアしたいレベルといったところでしょう。
とはいえ一定レベルまでであれば、断熱性能を高めるために必要なものは「予算だけ」です。そこに人間の技術は必要なく、単にお金をかけて高性能な断熱材を分厚く詰め込めば、簡単にUA値を良く見せることができます。ですが気密性能(C値)はそうではありません。C値は人間の技術が作り出す数値であり、ある意味お金をかけても買えない性能です。
C値が悪ければUA値は何の意味も成しません。住宅性能に関する性能値を尋ねる際は必ずC値とUA値、どちらも確認するようにしましょう。逆に、UA値だけをアピールするセールストークには注意が必要です。
紀南地方でもっとも古くから高気密高断熱住宅を手掛けてきた弊社の強みは、このように高水準な数値を安定的に出すことができる点です。
気密数値を語る場合、この「安定したクオリティ」が非常に重要なポイントとなります。1邸1邸の数値が安定しないようでは、お客様によっては「ハズレ」を引く可能性があるためです。
なお、数値性能だけが良くても「=体感性能も良い」という訳ではありませんので注意が必要です。数値性能と体感性能が比例していない建物はたくさん存在します。
むしろ数値性能は参考までと考え、実際に寒い日・暑い日の見学会に参加して「しっかり性能を体感できる」ことが大切です。
今後もまた報告をアップしていきたいと思います。