気密測定 定期報告。21(雑談あり)

エスケイハウジングでは、建築させていただくすべてのお家で気密測定を行っております。

先日も、みなべ町で建築中の現場にて気密性(C値)の測定を行いました。

結果は 気密C値=0.15 でした。今回も安定の超高気密が確保できております。

 

こどもみらい住宅支援事業について

先日の見学会にて「エスケイさんで建てた場合、こどもみらい住宅支援事業の補助金は何が使えますか?」という質問をいただきました。今から計画開始ではそもそも期間内に間に合うのか・・・ということは今回触れないものとしてご説明します。

まずこどもみらい住宅支援事業で受けられる補助金には以下の2つがあります。
  1. ZEHルート: 補助金額100万円
  2. 長期優良住宅ルート: 補助金額80万円
当社でこどもみらい住宅支援事業を利用されるお客様には1のZEHルートをオススメしております。というのも、当社では完全に標準仕様状態でZEH基準を楽々クリアしておりますし(※)、太陽光発電の搭載率もほぼ100%であることから、補助金を受けるための仕様変更が必要ないからです。仕様変更してまで補助金を受けるとなると、申請手数料に加えて仕様アップグレード費用もかかってきてしまうため金銭的なメリットが半減してしまいます。このため、現在この補助金を利用している当社のお客様は全員がZEHルートでの取得となっております。

(※)ZEH基準(和歌山県ではUA値0.60以下)に対し、当社の2022年度仕様で平均UA値0.44~0.46程度

 

ZEH(断熱等級5)=高性能住宅??

やや話が変わります。「ZEH基準(断熱等級5)クリア=高性能住宅の証」のように語られることがありますが、ZEH基準など令和時代の注文住宅であれば当然にクリアしておくべき最低限の基準だと考えておいた方が良いでしょう。単にZEH基準をクリアしたくらいは「冬寒くはない家」といった程度で、「全室が暖かい!」というレベルでは到底ありません。

むしろ個人的にはZEH基準あたりがもっともコスパの悪いラインだと考えています。理由は以下の3つです。
  1. 大した性能ではない割には断熱工事にそれなりにお金がかかる
  2. 全館空調ができるレベルではないため各居室に冷暖房機器が必要となり、空調機器の設置コストがかかる
  3. 上記のように局所空調の間欠運転では燃費が悪く、実生活において光熱費がそこそこかかってしまう
これらのことから、単なるコスパ重視であればいっそのこと断熱等級4くらいまで性能を下げて思いっきり初期費用重視でいくのもアリだと思います。(当社ではやりませんが…)

もしくはHEAT20 G2 (断熱等級6)前後くらいまで性能を上げ、空調設計をしっかりやって1台のエアコンで全館をまかなえるお家にするのがコスパ的に良いように思われます。当社がやっているのがまさにこれです。ちなみにいくらUA値が良くとも各部屋に冷暖房機器を設置する局所空調では燃費は伸びませんので、それがコスパ的に一番最悪であることも付け加えておきましょう。




紀南地方でもっとも古くから高気密高断熱住宅を手掛けてきた弊社の強みは、このように高水準な数値を安定的に出すことができる点です。

気密数値を語る場合、この「安定したクオリティ」が非常に重要なポイントとなります。1邸1邸の数値が安定しないようでは、お客様によっては「ハズレ」を引く可能性があるためです。

なお、数値性能だけが良くても「=体感性能も良い」という訳ではありませんので注意が必要です。数値性能と体感性能が比例していない建物はたくさん存在します。

むしろ数値性能は参考までと考え、実際に寒い日・暑い日の見学会に参加して「しっかり性能を体感できる」ことが大切です。

今後もまた報告をアップしていきたいと思います。

 

 


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