12月度見学会の総括。

去る12月18日/19日は田辺市にて完成見学会を開催させていただきました。

両日ともほとんど陽も差さず朝から雪が降るほどの冷え込みでしたが、稼働させたのは1階LDKに設置したエアコン1台のみでした。ちなみに温度設定は20~21度です。

今回、ご来場いただいたすべてのお客様から「暖かいですね!」とのお声をいただくことができました。

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このお家には吹抜けもなく、物理的に1階のエアコンの暖気が建具で仕切られた2階の寝室には届くはずもないのですが、ご覧の通り寝室もしっかり快適な温度を保っています。エアコンの設定温度よりも高くなっているのはわずかな時間ながら日射取得ができたこと、また人がいることによる内部発熱です。大人1人が発する熱量は100Wに相当します。

またもう1点注目いただきたいのは湿度です。冬、人間が快適で健康な生活を送るために必要な条件は「室温20度以上かつ湿度50%前後」と言われます。今回の見学会では加湿器1台を階段ホールで稼働させていますが、それだけで全館を常にその条件に維持できています。これは優れた断熱・気密性能が成せる業です。特に気密性能は湿度の維持には必要不可欠です。

 

そしてこの日の日中の外気温は6℃程度。この状況で室内をこのような温湿度に保つと、一般グレードのアルミ樹脂複合窓ではサッシ下枠に結露が生じ始めます。

IMG_5550「アルミ樹脂複合窓でも当社の家は結露していません!」と説明される営業マンがいらっしゃるようですが、結露しない理由は簡単で、単に過乾燥なだけです。当たり前ですが、乾燥していれば結露はおきません。そのかわり人間の粘膜が傷みやすくなり、ウィルスはどんどん飛散します。当社が「窓は絶対に最上位グレードを!」と訴える理由がここです。一般グレードのアルミ樹脂複合窓では、冬場に人間に必要な湿度を実現すると結露してしまうというジレンマがあるのです。結露が起きればカビ・ダニの発生に加え、構造体に腐朽菌を発生させてしまいます。

逆に、最上位グレードの窓を採用すればこの状況においても結露する可能性は極めて低くなります。写真をご覧の通り、夕暮れ後の北側の窓でも一切の結露を生じていません。窓の強化はもっともコスパ良く性能向上を図れます。これはまともに温熱設計を学んだことがある者にとっては常識中の常識です。そしてこれは計算でも根拠を示すこともできますし、何より体感性能にれっきとした差を生じます。同じ性能値(UA値)であれば窓性能の高い家のほうが快適になるのは弊社スタッフ全員が身をもって体感しています。

今やすべての住宅会社が「高性能」や「夏涼しく冬暖かい」などと謳うようになりました。しかしその謳い文句の真偽はこのように見学会で体感して確かめるしかありません。スペック性能値は1つの参考にはなりますし、性能値さえ出ていないようでは話にもなりませんが、それだけで快適ならないのも以前YouTubeで解説した通りです。

 

セールストークに惑わされず、しっかり「性能を体感できるお家」をお選びください。

エスケイハウジング 代表取締役 鈴木 基悦

 

 


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