施工例 和歌山県田辺市 M様邸

設計コンセプトとエピソード

土地探しからお手伝いさせていただいたM様。土地探しを始めてすぐにタイミングよく新規分譲地が出てきたため、迷うことなくもっとも南側の角地をおさえられました。
 
住宅性能と、建物の資産的な価値も大切に考えておられたM様なので、今回はBELS認証及びZEH（ネット・ゼロエネルギー・ハウス）に対応し、補助金を受けました。ZEH対応とする場合、確かに補助金制度は利用できるのですが、実際には申請手数料や書類作成費用がかかりますし、エアコンも非常に高価な高機能タイプを装備する必要があるため、初期費用的にはなかなか大きなプラス収支にはなりません。補助金目当てではなく、性能アップや資産的価値アップを目的にされるべきです。
なお今回は断熱性能を標準仕様よりも強化しており、UA値0.48程度となっています。簡易計算法で算出したため、詳細に計算を行なえばUA値は0.45～0.46程度（HEAT20 G2相当）になると思われます。当社標準仕様から30万円ほどの追加でHEAT20 G2仕様程度まで性能アップできますし、さらに上を狙うことも可能です。
 
ただし注意したいのは、「ZEH仕様（=UA値が良い）だから快適」というセールストークに惑わされないことです。ZEHの要件に気密性C値の規定はありませんし、窓サッシも低グレードなアルミ樹脂複合窓で対応できてしまいます。ましてや「設計の良し悪し」なども一切問われません。真に快適な住宅となるためには、まずは良い設計。次に高性能な窓サッシ。次にC値/UA値です。
 
エスケイハウジングはすべての項目において高次元に対応しております。