お施主様インタビュー O様邸「ポツンと一軒家 でも暮らしはスマートかつ快適なおうち」

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紀美野町の山の中にポツンと一軒家。
美しい大自然の中に建ったこちらのおうちは、一歩中に入ると驚きの快適さと、スマート家電を駆使した超最新な仕様になっています。
スマホ1台ですべて操作できる設備や、一緒に暮らしているパピーちゃん(盲導犬の子犬)のための工夫など、見どころたくさんのおうちをインタビューしてきました。
 

 

お引渡しをさせていただいてから半年ちょっと経ちましたが、おうちの住み心地はいかがでしょうか?

 

快適に暮らせています。夏はリビングのエアコン1台と、土間スペース(※断熱区域外にあるお部屋です)のエアコンをつけるだけで、冬は床下エアコン1台をメインに、リビングのエアコンを補助的に使うことで暖かく過ごすことができました。
冬場は床下エアコンを使うと脱衣室がとても暖かくて良いです。
 
立地的に、山に囲まれているので湿度が凄いんです。夏は外がとても蒸し暑くて。雨も多い場所です。
でも家に入るとサラッと快適に過ごすことができました。
 
ラブラドールのパピーと暮らすので、夏の暑さは心配だったんです。皮膚トラブルの多い犬種なので、あせもになってしまうと大変で。でもひと夏涼しく過ごすことができて、パピーに湿疹ができることもなく安心しました。
 

 
あと、外はこんなに自然がいっぱいな場所で、建築地の奥には山が広がり、その中には池があり、夜になると鹿やイノシシが遊びに来るような場所ですが、家の中に一歩入ると虫がいないのも凄く良いです(笑)
自然と共存しつつ、住み分けられています。
 

 

外は大自然、でもおうちの中は最先端!?

 

この家、スマホ1台でなんでもできるようにしているんです。
外の土間は断熱区域外なので、どうしても真夏は暑くなるのですが、室内温度が28℃以上になったら自動的にエアコンが付くよう、そして夕方18時になったら切れるよう設定しています。
 
朝は起きてリビングに行って、アレクサに「おはよう」と挨拶をすると、必要な場所の電気が点き、電動シャッターが上がるようにしています。
 
リビングにシーリングファンを付けましたが、空気を循環してエアコンの効率を上げてくれるので、これは付けてよかったと思います。
 

(土間空間には温度計が。この温度計が28℃を超えるとエアコンが点く設定になっている)
 

 

待望の土地、紀美野町への建築

 

ーーー建築地に紀美野町を選ばれたことには何か理由があったんでしょうか?

(旦那さま)
紀美野町は妻の故郷で、今家が建っているところは妻の父の土地でした。父が亡くなりその後妻が管理することになりました。
元々、紀美野町に住みたいとは思っていました。
 
(奥さま)
紀美野町は私の生まれ育った町で、あの場所は幼き頃から愛犬と一緒に、山の中を駆け抜けたりとお気に入りの場所でした。その頃は車も入らない山の中でしたが、どうしてだか道が出来て。

それこそ見えない力に助けられたように思います。エスケイさんとのご縁もそうです。
 
モスグリーンの山に馴染む家、とても気に入っています。
山の暮らしは、自然と共存共栄、私たちが一番新入りです。
 

 

念願の土地、だけど課題は山積み・・・

 

いざ、おうちを建てようとなりましたが問題は山積みでした。
水道も電気も、集落排水も通っていない。ネットの引っ越しは、サポートセンターにはずっとエリア外だと断られてしまいました。
各窓口に相談、交渉し、ひとつずつ問題をクリアしていきました。
 
住み始めてからも問題は発生しました。
元々電波の弱い地域であったことも影響し、さらに高気密高断熱の家の中では携帯の電波は圏外でした。
引っ越し直後は手続きの関係で電話を受けることが多く、電話の着信のたびに外へ出て話をしていました(笑)
通信キャリアからフェルトセムを借りることでようやく家の中でも通話ができるようになりました。
 
また、この場所は停電が多いんです。6月には2回も停電がありました。
停電になると通信通話関係がダメになってしまうので、無停電電源装置(UPS)を導入しました。
これがあると停電をしても5,6分電源がキープできるので、その間にポータブル電源に差し替え、問題なく過ごせるようにしました。
 
大手のマップサイトにも住所は反映されていなかったので最初は配達員さんも迷われて、何度も電話が来ました。
その度に対応して・・最終、大手マップサイトには住所の番地を登録して、反映されるようになりました。
 

 

色んな問題をクリアして性能面だけではない、ライフラインの面でも快適な住まいへ。

 


(リビング・土間スペース・庭スペースの視線が一直線に抜ける。外との調和を持ちつつ室内は快適に)

 

土地を決め、おうちを建てようと思った、それから。

 

引越し前は2階建ての中古のおうちに住んでいました。子育てはそのおうちでして、子ども達が巣立つ頃、本屋さんで1冊の本に出会いました。

「60歳で家を建てる」(湯山重行 著)という本なのですが、それに感銘を受けて。

子ども達が自立できるよう、子ども部屋のない家を、そして私たちは荷物を捨て、生活のしやすい平屋を建てようと思ったんです。ふたりがひとりになっても住める家を探しました。
 
そこからはハウスメーカー、工務店探しでした。
いろいろWEBやYouTubeで調べて、その中でとても共感できるYouTuberに辿り着きました。
そのYouTuberさんとの繋がりでエスケイハウジングを知ることになります。
 

 

エスケイハウジングを選んでいただいた決め手

 

大手のハウスメーカーには建築場所を理由に断られることもありました。そんな中エスケイハウジングさんと出会い、理念に共感し、ぜひ建てて欲しいと思いました。
 
オープンな情報開示をされているところが良いと思いました。仕様・金額共にです。金額の誤魔化しもなく、ここにお願いしようと。同時期に相談していた他のハウスメーカーは、図面は出ましたが見積りは出て来ませんでした。
 
あと、エスケイハウジングさんは設計が良かったです。もっくんの設計提案が良かったのも決め手のひとつです。
 
とはいえ、やはり場所的に施工は難しいと最初は断られたのですが(笑)、なんとしてもお願いしたいと話し合いを重ね契約に至りました。
 

 (敷地内にはパピーちゃんたちが遊べるドッグランも完備)
 

 

新しいおうちのお気に入りの場所はありますか?

 

人間だけでなく犬にも住みやすいように選んだ、すべりにくいクッションフロアはとても気に入っています。
汚れも目立ちにくいし、パピーちゃんも歩きやすそうです。
ツルツル滑るフロアは犬の足腰に悪いので、クッションフロアにして良かったと思います。
 
また、土間スペースも重宝しています。居住空間とサッシで区切っていることで、急な来客を土間スペースで対応することができたり、プライベートを守りやすくなっています。
 
おうちの外には大きなテラス屋根を付けたので、その下ではバーベキューをしたり、焼き芋を楽しんだりしています。
 

 

 

 

既成概念にとらわれないおうちづくり

 

おうちづくりをしていると、これはこう!といった当たり前と思われていることがいくつもあると思うんです。
でもそれにとらわれなくてもいいのかなと。
我が家はご覧の通りダイニングテーブルもテレビも置いていません。
でもこれが我が家にはベストなスタイルなんです。
大きなダイニングセットは置かずに、普段はカウンターとして使っているテーブルを、来客時には繋げて使ったり、テレビを観るようにプロジェクター用の壁紙クロスにしましたが、結局ネット配信をタブレット等で観ています。
 
パピーが優先の生活なので、床にあまりものを置かず、広々と空間を使えるようにレイアウトを楽しんでいます。
 

 

 

多くの課題を乗り越えながら、あこがれの地で独自の生活スタイルにて快適にお住まいいただいているOさまご夫婦。
たくさんお話をお聞かせいただきありがとうございました!
これからも末永くよろしくお願いいたします♩
 

※このインタビューは、お施主様の許可を得て写真掲載を行っております。