QUALITY

標準仕様とは「お客様が要望を出さずとも、ご提示価格に最初から含まれているもの」を指します。
 
当社ではこの標準仕様に強いこだわりを持っております。「すべてのお客様に必要とされるものはすべて標準仕様にすべき」という考え方です。例えば、多くの住宅会社でオプションになりがちなカーテン・エアコン・照明器具・カップボードなども標準装備としています。
 
また、家としてもっとも大切な耐震・断熱/気密・劣化対策などに関する部分は、標準仕様でありながら現時点で考えうる最高の仕様としています。例えば「窓サッシ」は、グレードが高い商品ほど確実に性能も高まる工業製品です。そのため当社では最上級グレードの窓サッシを何のためらいもなく標準装備としているのです。
 
こういった性能や耐久性に関わる部分を「オプションでグレードアップもできます」というスタンスにすることは、住宅会社として正しい姿勢だとは思えません。建てさせていただくすべてのお家が「エスケイハウジング クオリティ」であることをお約束いたします。


有限会社エスケイハウジング
代表取締役社長 鈴木 基悦
2023年10月改定

 

超高気密(平均C値0.2以下)

無駄なすき間を極力少なくすることで熱ロスを抑え、また計画通りの換気が行われます。
すき間の少なさは現場での測定によって「C値」という数値で表され、この数値が小さいほど無駄な隙間が無いことを示します。
全棟気密測定を行ないその結果をご報告いたします。
エスケイハウジングの平均C値は、世界最高峰ドイツのパッシブハウス基準を凌ぐ0.2以下。(※1)これは大手ハウスメーカー住宅の約10倍の性能。紀南地方でもっとも古くから高気密高断熱住宅に取り組んできたエスケイハウジングだからこそ出せる数値です。
 

高断熱(UA値0.46以下=断熱等級6/HEAT20 G2)

夏の暑い日射を反射する特許部材R-1遮熱シートで構造体をグルリと囲って熱橋対策を行なった上に、その内側から一般品よりもはるかに高性能な独立気泡型の硬質ウレタンフォームを吹付けます。
当社のウレタンフォームは一般的な100倍や120倍発泡品に比べて粘着性・追従性に優れているため、地震の際にもヒビ割れ等を生じるリスクが極めて低く、また独立気泡構造のため性能低下しにくく長期性能にも優れます。
また部位に応じて補助断熱材を使用することで、価格を抑えながらもZEH基準(UA値0.60以下)をはるかに上回る断熱等級6/ HEAT20 G2(UA値0.46以下)を実現します。(※2)
なお一般的な2階建の場合はUA値0.41前後、平屋の場合はUA値0.36前後が平均値となります。
 

国内最高グレードのトリプル窓サッシ

冬の寒さの約5割、夏の暑さの約7割は窓から進入します。つまり、どれだけ断熱材を強化しようとも窓がダメではすべてが台無しということです。
前身がサッシ屋であるエスケイハウジングが選んだ窓は、本州向け最上位グレードと寒冷地用グレードの混合採用。冬に日射がよく当たりかつ耐久性が求められる南面はアルミ樹脂複合サッシ「LIXIL/TW(トリプルガラス)」を、冬に日射が当たらず熱を逃がしてしまう東/西/北面には寒冷地仕様の樹脂サッシ「LIXIL/EW(トリプルガラス)」を適材適所で使い分けます。
いずれも国内最高グレードの窓です。
 

高耐震設計(耐震等級3)

「耐震を犠牲にしたデザインは正しい意匠ではない」をモットーに、国内最高グレードである耐震等級3を実現します。(※3)
間取りやデザインの制約は少し生まれますが、地震で倒壊する家ではまさに本末転倒です。「○○工法で地震に強い」や「制震ダンパーが入っているので安心」などというイメージ論ではなく、構造計算によって示された確かな安心を提供します。
 

24時間計画換気システム(ダクト式第3種計画換気システム)

高気密(C値0.3以下)を実現できていれば換気システムが計画通りに働き、室内の汚れた空気を確実に排出し、かつ各部屋に新鮮空気を満たします。この換気システムはあなたの家と運命を共にするものですから、

  1.  確実に作動を続ける安定性
  2.  仮にメンテナンスを怠っても健康被害が起きない安全性
  3.  ランニングコストと消耗部材の交換コストがなるべく安価であること

が絶対条件となります。
これらの条件を総合的に判断し、エスケイハウジングではダクト式集中排気型の第3種換気システムを標準採用としています。(※4)
 

パッシブ設計(太陽に素直な設計)

建築地ごとの日射条件や通風環境、隣家が落とす影を読み抜いた「太陽に素直な設計」をモットーとします。
日射シミュレーションを行ない、また必要に応じて適切な軒の出や庇、外部カーテンの提案を行ないます。
「冬は陽ざしを採り入れ、夏は遮断する」設計を心がけ、最小限の空調稼働で全館を快適にできる家を目指します。
 

適切な空調設計(各階1台のエアコンで全館空調を実現)

エアコン2台が標準装備です。これはつまり各階1台のエアコンで家全体が空調できることを目指すということです。
長年のノウハウに基づき、一般的な各居室ごとのエアコン設置ではなく、廊下や階段周囲などにエアコンを設置し、空調が全館に行き渡るよう空気の流れまで設計に盛り込みます。(※5)
どれだけ気密・断熱がしっかりしていても適切な空調設計ができていなければ快適な住宅にはなりません。話題の床下エアコンにも対応可能で、すでに多数の施工実績があります。
 

構造躯体の不朽・劣化対策(防湿層)

たとえ高耐震や高断熱を実現できていたとしても、構造体が壁体内結露などによって痛んでしまうようではその性能を維持できません。
エスケイハウジングでは結露計算を行なった上で徹底した内部結露対策を施し、冬の一般的な結露はもちろん、亜熱帯化が進むことによる夏型結露に対しても万全の対策を施しています。
これにより構造体の乾燥状態が維持できるため初期性能が永く続くのです。
 

3重の防蟻対策

シロアリは住宅の大敵です。今この業界には「当社が採用している防蟻薬剤は効果が半永久的なので安心です」などという危険なセールストークが横行しています。シロアリはゴキブリ目(もく)の昆虫であり、その生命力は無限。「半永久的な防蟻処理」がなされた木材が完膚無きまでに食い荒らされることは、シロアリ専門家の中では常識です。

そもそも一般的な住宅会社での防蟻対策は「木材への薬剤塗布のみ」に留まりますが、当社ではまず土壌処理を行なった上で木材への薬剤塗布を行ないます。さらに基礎を打設する際の防湿シートに防蟻性のある特殊な防蟻防湿シートを採用。
シロアリの食害対策とともにその前段階の侵入対策をも行ないます。
 
 
 

  • (※1)C値0.2以下を保証するものではありません。
  • (※2)R-1遮熱シートの効果はUA値には反映しておりません。またプランによってUA値は変動するため、必ずしも断熱等級6(HEAT20 G2)とはならない場合もあります。
  • (※3)申請費用は別途必要となります。
  • (※4)デメリットを許容できる場合、オプションにて第1種(熱交換型)換気システムへの変更も承ります
  • (※5)ご希望のプランにより一般的な各室設置となる場合もあります。

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