地球温暖化と住宅建築

先日、テレビで‘温暖化が加速して海に生物が無くなる’と言う様な報道が流れていました。
それによると、海水温が上昇し、海水が酸性化して骨格生物が無くなり、プランクトンが住めなくなり、魚が減ってくると言うような流れだったと思います。
魚が食べられなくなるのは勿論大変なことですが、魚がいなくなると言う事は、その他の生物(人間も含め)も住みにくくなるという事だと思います。
恐ろしいことがあと50年もしないうちの話だと言うのが現実感があり、 何とかせななあかん!! と思うのです。
しかし、自分1人くらい ‘ちょっとくらいやったらエエやろ’と ついクーラーを効かせ過ぎたり、電気を付けっ放しにしたり、する事があります。そこの所が私たちの一番気を付けなくてはいけない事なのです。
住宅建築で考えると、家一軒建てるにも、自分本位の考えではダメです。
私たちは、住宅建築・リフォーム等の仕事をさせてもらっておりますが、私たちの仕事で温暖化防止に役立つ事は何か?と考えた時、サイクルの長い消耗品を創っていく事をまず考えます。建替えサイクルを出来るだけ長く出来る様なつくりにすると考え、住んでもらって、光熱・水費を少なく出来、なおかつ、快適に生活できる個性ある住宅に! と考えています。
住宅会社、工務店の売上げを伸ばす為だけの考えでは、もはや地球温暖化を食い止めると言う事は不可能です。
創っていかなければならないのは、「はやり」に流された、ただの屋根の付いた箱ではなく、
地球温暖化抑制住宅ではないでしょうか。